2017年10月8日日曜日

モントリオールBulletin10月号-腰を据えてフランス語を学ぶ

モントリオールの日系紙、Bulletinの10月号に掲載された原稿です。
ケアの仕方がご参考になれば。


9月になって、またマギル大のフランス語クラスが始まりました。
今度はレベル4で6週間。その後はレベル5を取ると、
12月頭にはクラスが終了し、公式フランス語資格、
B2が無試験で貰えることになります。
もっとも、クラス内では散々試験を受けさせられて、
七転八倒しているのですが。
クラスが始まって、さっそくまた、語彙の足りなさと
先生の会話の速さに目を白黒させています。

各レベルの授業内容はテーマがとても明確に設定されていて、
レベル1では現在形の動詞のみで自己紹介が出来る事と、
日常生活に必要な語彙の習得、
レベル2では過去形が使え、生い立ちや自国文化を説明出来る事、
レベル3ではトピックに従い議論出来る事、
レベル4では新聞等のメディアに親しみ、記事の様な文章が書ける事、
そしてレベル5では芸術的な表現が出来る事といった具合で、
各レベル、相当数の語彙を浴びせられながら、
テーマに沿ってまるでブロックを積み上げていく様に、
複雑なフランス語文法を習得していける様になっています。

語学をテーマに沿って学ぶ、というのは、
日本の学校教育で英語をかじっただけの私からするととても興味深く、
各レベル終わる毎に社会生活の中で表現出来る事が
確実に増えていくのが感動的です。
マギル大が、語学はあくまで実生活で活用するもの、
とはっきり捉えていることがよく分かります。

新しい期を迎えたこの時期は、
皆さん立ったり座ったり大忙しの様子だと思います。
そんな時に腰の痛みなく、"腰を据えて"物事に取り組める様に、
腰の緩め方について書きたいと思います。
いつもの様に、痛みなどの症状があるところと
ケアすべきところは違う、という話なのですが、
腰の場合、下腹部の緊張が足に降りて足の各所を固くし、
その硬さが逆に腰を引っ張り返す、といった仕組みになっています。
ですので、足を緩める事が腰を緩めることに繋がります。

4月号では足の指先を緩める方法を書きましたので参考にして下さい。
足腰全体を緩めるのに効果的です。
今回はそれに加えてふくらはぎの緩め方です。
ケアの仕方は、図の赤い矢印の様にふくらはぎ部分を下から上に爪で刺激します。
手の人差し指から小指までの指先を揃えて、
4つの爪が一枚の刃になる様にするとやりやすいでしょう。
ふくらはぎの膨らみを乗り越えていく様に下から上へ。
ふくらはぎの内側も外側も満遍なく刺激して、
最後にふくらはぎ全体を大きく横方向に動かします。
引き締まったふくらはぎがふわっとした感じになったら十分です。
同時に腰の緊張も減っているのです。
図のオレンジの線の様に、膝下を細かく刺激すると、
膝の中の痛みにも有効です。
皆さんの新しい期が多くの夢や希望とともに始まります様に。

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